大願寺 本堂・客殿 新築工事(埼玉県富士見市)
大願寺 施工内容本堂・客殿 新築工事 |
施主様の思いに応えるため、設計士・建築業者・宮大工を含め多くの職人たちが協力し、真摯に取り組みました。
ご依頼の経緯
今回の新築工事は、寺院建築の設計士が図面を書いて、現場施工全般を中島工務店様が管理し、当社は、本堂部分の木工事・大工工事を請け負い、施工させて頂きました。中島工務店様とは、何度も共に仕事をさせて頂いており、今回もお声掛けいただきました。
工夫したこと
新築工事全般としては、図面を基に、設計士・現場管理者との打ち合わせを重ねつつ、進めてまいりました。
建物の基本構造は、鉄骨造です。その鉄骨の構造体を木材で覆い、寺院建築の趣を演出する、という施工内容でしたが、細部の納まりなどは、図面だけでなく、実際に現場で検討し、耐久性と作業性との兼ね合いを検討しながら、両立する施工方法を確認し進めてまいりました。
また、一つの建物に、本堂・客殿・庫裡、が含まれる総合的な寺院建築となりますので、各エリアで担当する大工も異なります。その他の様々な職人たちも多く作業をするため、中島工務店様の管理のもと、各所の連携にも留意しながら仕事をさせて頂きました。
大願寺 本堂・客殿 新築工事アーカイブ
建て始めのころの様子です。基本構造体は鉄骨造です。
完成した外観です。落ち着いた色味と、流線形の屋根が特徴的です。
入口の写真です。彫刻を施した「虹梁」と丸柱が寺院建築の趣を表現しています。
入口の横にある窓のサッシには、木製の面格子を取り付け、ここでも寺院らしさを表現しています。
御本尊須弥壇の写真です。内装は国産ヒノキをふんだんに使用し、近代さと古風さを融合させてあります。