頼忠寺 薬師堂 新築工事(千葉県館山市)
頼忠寺 施工内容薬師堂 新築工事 |
お寺の将来計画の一環として「薬師堂」建立となりました。施主様の思いに応えるため、設計士・建築業者・宮大工、多くの職人たちが協力し、真摯に取り組みました。
ご依頼の経緯
施主様には長期的な計画があり、本堂・境内の整備などを検討していく中で、当社ホームページをご覧いただき、ご連絡を頂きました。将来的には本堂の建て替えも検討していますが、その準備段階として薬師堂を新築したい、というご希望でした。
工夫したこと
今回は、長期計画を考慮し、薬師堂については、「予算は抑えつつ、その趣は損なわず」というコンセプトで寺院設計士に相談しました。彫刻や装飾などは少ないですが、全体の高さと屋根の大きさや勾配など、バランスの良い、美しい佇まいの御堂となりました。
薬師堂新築工事アーカイブ
薬師堂の外観です。費用を抑えつつも、お堂としての外観の美しさが出ている、バランスの取れたデザインです。夜には薬師堂をより美しく演出しつつ、安心して階段を歩けるように、両側に電灯が設置されました。
裏側から撮影したものです。墓地に向かう路地は傾斜していますが、薬師堂への雨水侵入を避けるためブロックを積みました。
寺号額は、扉のサイズに合わせて作られました。筆書きをトレースし、彫刻士が手彫りで彫刻したものです。